aboutus組合について

京都手描友禅
協同組合とは

手描友禅は友禅加工の最も古い技法であり、今日まで継承され京都の伝統産業の中でも代表的な業種の1つです。染技法は、当初は手描染であり、明治初期になって型染が開発され、更に機械捺染技法が開発されてきています。

京友禅業界は、染型枠の開発によって独立化が一層進み、分業化が発展することにより、細分化され、専門家された工程ごとに技術の多様化を生み出してきました。同時に、工程ごとの業際化が進み、独自組織化が確立されてきました。長引く和装需要の減退が続く中にあって、この状況にも変化が生まれ、工程ごとの垣根を取り払い、職人同士の交流、新たな仕事越し、技術の共有と手描友禅界の振興発展のため、下記の5つの職人組合が2年間の準備期間を経て大同団結したものです。

京都染技同趣苑協同組合(昭和28年創立)、京都金彩工芸協同組合(昭和49年4月創立)、京都手描友禅工芸協同組合(昭和50年創立)、京都親彩工芸協同組合(昭和44年5月創立)、京都手描模様糊工芸協同組合(昭和49年5月創立)の永い歴史を持っている手描友禅業界に関連する職人組合が伝統的技術を引き継ぎ、新たな時代に対応すべく平成15年12月に京都手描友禅協同組合として組織を再編し、設立した。

平成25年3月には京都彩芸美術共同組合と合併し、総勢170名の組合として新たな出発をした。

組合概要

組合名 京都手描友禅協同組合
所在地 〒604-8225 京都市中京区西洞院通四条上る蟷螂山町481番地 京染会館5階
設立年月日 平成15年12月2日
目的 組合員の相互扶助の精神に基づき、組合員のために必要な共同事業を行い、もって組合員の自主的な経済活動を促進し、かつ、その経済的地位の向上を図ることを目的とする。
組合員数 105名
出資金 315万円
役員 理事/15名 監事/2名 顧問/3名 相談役/1名 参与/1名
事務局 京友禅協同組合連合会 内(TEL: 075-255-4496)
主な事業
  1. 京都手描友禅作品展事業の実施
  2. 手描友禅工程講習会の開催
  3. 京都手描友禅染色教室の開催
  4. 機関誌「てがき」の発行
  5. 健康福祉事業
  6. 後継者育成・青年会事業
  7. 部会活動
  8. 伝統工芸士会の活動

京手描友禅の着物は、様々な職人の手による工程を経て出来上がります。先代から受け継がれた工程を更に磨き上げ、今に伝える当組合に所属する職人たちをご紹介します。

青年会事業について

2003年12月に京都手描友禅協同組合青年会として組織を発足しました。日本の伝統的な手描友禅技術を墨守し、新しい時代の流れを進取開発して流動的に、そして行動的に青年会の事業を開催、相互交流並びに親睦を図って共通の諸問題を研究すると共に、組合の事業及び企画等に青年会として、積極的に参画し、これらを通じて手描友禅及び和装業界の振興並びに発展寄与することを目的としています。

アクセス

住所 〒604-8225 京都市中京区西洞院通
四条上る蟷螂山町481番地 京染会館5階
TEL 075-255-4496
FAX 075-255-4499
Email info@yuzen.or.jp